もくじ
【卵の種類】違いがある黄身の色のヒミツは?
卵の種類は意外と違うみたいで、海外だとまず黄身の色がかなり違います。
日本の卵の黄身は大体濃いめのオレンジ色をしている事が多いですが、海外ではかなり黄色いレモン色のような黄身の色の卵もよく見かけます。
今回紹介する動画では、卵の黄身の色の違いとその種類について紹介しています。
動画は英語なので日本語訳/要約はページ下に記載しています。
今回の動画はyoutubeチャンネル【Natural Ways】
【卵の種類】その違いは?結構ちがう卵の黄身の色のヒミツ
人類は歴史上、卵を何千年も食べてきました。
濃いオレンジ色の黄身を持つ、生みたての卵を市場などで見た事があると思います。
でもどうして黄身の色がスーパーで売っているものと違うのかなと不思議に思っている人も多いと思います。
オレンジ色の黄身の卵は、放し飼いの鶏の卵なのかそれとも何か特別な理由があるのでしょうか?
卵の黄身の色が違う事で栄養価に違いがあるのでしょうか?
多くの人にとって、【健康で自然な卵】と【不健康な卵】の違いを言い当てる事は困難です。
しかし、どの卵が【工場で育てた鶏からの物】か【農場からの卵】かを区別できるかは大事なポイントです。
以下が卵の黄身の色から分かる事です。
1 濃いオレンジ色の黄身を持つ卵
濃いオレンジ色の黄身を持つ卵は、【とても健康で、栄養価がとても高い】ことを表しています。
多くの場合、鶏農場からの卵である事は間違いないでしょう。
窓の無い暗い所ではなく、しっかり光を浴びて育った鶏です。
こういった濃いオレンジ色の黄身を持つ卵を産む雌鳥は、エサに多くのカロテノイドとキサントフィルが含まれています。これらのエサは抗酸化作用が高く、栄養価が高いです。
これらの雌鳥は放し飼いの農場で育てられている事が多く、色素が多く、脂肪酸の豊富なエサを与えられて育ちます。
濃いオレンジの黄身は、鶏に濃い赤ピーマンやアナトー種子を与えらる事で得られます。
キサントフィルは、カロテノイドの一種で、野菜や果物に含まれる自然の色素です。
このカロテノイドは吸収が良く、ほうれん草、ケール、芽キャベツ、カラードグリーンなどにも含まれています。
2 明るいオレンジ色の黄身を持つ卵
明るいオレンジ色の黄身を持つ卵は、スーパーで良く見かけます。
明るいオレンジ色の黄身を持つ卵を産む雌鳥は、通常コーンやアルファルファなどの黄色、オレンジ色のエサを与えられています。
多くの卵工場ではこういうエサを使っている事が多く、美しい金色の黄身になりますが、理想的な栄養価にはなりません。
これらの卵は、孵卵器から生まれ、完全に自然の状態ではない事が多いです。
稀にマリーゴールドエキスを含むエサを与えられている場合がありますが、その場合はキサントフィルが多いため通常濃い黄身になります。
3 明るい黄色の黄身を持つ卵
明るい黄色の黄身を持つ卵は、色素が薄く、タンパク質の少ないエサを与えられています。
コーンや小麦,大麦、などの色素の薄いエサを雌鳥に与える事で卵はこの黄身の色になります。
時に農家では黄身の色を濃くするため色素の多いエサを与える事もある様です。
卵の健康状態から選ぶと
1位は濃い黄身を持つ卵です。
地元の農家からの卵は常に鮮度が違うだけでなく、飼育環境もまたかなり良いです。
鶏自体が健康ですし、その健康状態が卵の黄身の色にも現れています。
もしあなたがこのタイプの卵を味わった事が無いなら、是非ためしてみてください。
【卵の種類】その違いは?結構ちがう卵の黄身の色のヒミツ
今回の動画はいかがでしたか?
日本では濃いオレンジ色をした黄身を持つ卵が一般的だと思います。
管理人が海外で食べた事がある卵は例外なく【明るい黄色】だったように思います。
以前から、【黄身の色の違い】にはどんな理由があるのか知りたかったので、個人的にはかなり興味深い動画でした♪
日本では、肉や野菜、果物など本当に品質が良いものが「普通」である事を認識する動画でした。